万年筆のおすすめ品はやはり定番のブランドとその定番モデルでしょうか。コレ買っときゃ間違いない!ってやつです。
まずはモンブラン(ドイツ)のマイスターシュテック。万年筆といえばコレ、って感じです。キングオブ万年筆といっても過言ではないでしょう。文豪が愛用しているのでも有名です。松本清張や三島由紀夫、開高健、池波正太郎、そして麻生太郎などの人々が愛用しています。わたしもまだ学生で金もなかったのにずいぶん無理をして買った思い出があります。オークションでもよく出品されています。
そしてペリカン(ドイツ)のスーベレーン。モンブランのマイスターシュテックと双璧をなすモデルです。マイスターシュテックが漆黒骨太のイメージに対して、スーベレーンはボディの緑の縞模様が華麗なイメージを醸し出しています。ドイツの小説家トーマス・マンが愛用していました。
パーカー(イギリス)のソネットオリジナル。ヘミングウェイ、コナン・ドイルそして日本の司馬遼太郎。そしてパーカー大好き作家がミステリ作家のジョルジュ・シムノンです。パーカーばかりを愛用しコレクションしていたそうです。矢印のクリップが歴史を感じさせます。
ラミー(ドイツ)ではラミー2000かな。バウハウスという建築やデザインムーブメントがドイツで起こりましたがその流れをくむデザインが非常に特徴的です。今でも全然古くないデザインがすごい!
こうやって並べてみると、ドイツがおおいですね。職人の国ですからね。「万年筆≒職人仕事」って感じですからね。職人といえば我が国日本も負けていません。ドイツに負けず劣らずのメーカーとモデルが目白押しです。また後日記事にしたいと思いますので、乞うご期待。